みなさん、こんにちは!
個別指導塾コネクトの美木です(^^♪

昨日雨が降っていた。
だから、
時計を買った。
さて、みなさん。
日本人であれば当然のように毎日、日本語を使っていますよね。
そらそうです。
母国語ですもの。
完璧にマスターして、さぞ使いこなしていることでしょう。
と思いきや、
日本語が下手くそな日本人なんて世の中にたくさんいますよね。
子どもとか大人とか関係ないです。
いったい何を喋っているんだキミは?
と言いたくなる人っていっぱいいます。
では、いったい何が下手くそなのか。
それは話の論理展開が下手くそなのです。
冒頭に挙げた例をもう1度見てみましょう。
昨日雨が降っていた。
だから、
・・・・・。
この「だから」
これは因果関係を表す接続詞です。
因果関係とは「原因」と「結果」のことですよね。
「雨が降った」という原因に対してどんな結果があるでしょう。
「体育祭が中止になった」とか「家で映画を見ていた」とか「悲しかった」とかが続くのが普通です。
そこに「時計を買った」なんてセンテンスが来た日には頭の中で「???」が踊り倒しますよね。
ほとんどの人が「・・・は?」と聞き返すことでしょう。
聞き返さない人はそもそも話を聞いていないんでしょう。
小学生に国語を教える時も、高校生に現代文を教える時も、そして英語の長文読解の授業をする時も必ずこの言葉が出てきます。
「論理展開」
そして学年や科目に問わず、必ずチェックしなければいけない論理展開は以下の3つ。
①因果関係
②対比
③具体と抽象
この3つをしっかりとおさえれば、文章が各段に読みやすくなります。
例えば「対比」の場合だと、
一般論 / 譲歩
↓
逆説
↓
主張(対比)
この順序になります。
確かに彼は若いかもしれない。(一般論/譲歩)
しかし、(逆説)
彼ほど優秀な人材は他にはいない(主張)
この主張が一般論への対比になっています。
「譲歩」って言葉がわかりづらいですよね。
「1歩譲る」と書いて譲歩です。
反対意見を先に言っておくということです。
例えば、先に「彼ほど優秀な人材はいない」と言えば、「でも彼は年齢が若すぎる!」という反対意見を言われてしまうと考えた時に、「彼は若いが・・・」と予想される反対意見を先に言ってしまうことでそれを潰すことができます。
「お金は大切だが・・・」
「多くの人がお化けを恐れているが・・・」
みたいな感じで一般論の後に「しかし~」とか「~だが」とかの逆説がくればこの後には必ず主張が来ます。
「お金は大切だが、彼は足が遅い」
と言われたら確実に「・・・は?」となります。
「お金は大切だが、健康はお金では買えない」とかって流れならば主張が見えてきますよね。
単語や言い回しがどれだけ難しくなっても、論理展開は変わらないのです。
つまり論理展開さえしっかりと理解して使えるようになれば、難しい単語や表現を使われても「ある程度」は何が言いたいのかを理解することが可能になります。
母国語だからこそ、普段感覚的にしか使っていない我らが日本語。
仕組みや正しい使い方を少し意識するだけで「言語力」は各段に高まりますよ(^^♪
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