みなさん、こんにちは!
個別指導塾コネクトです(^^♪
さて、歴史の話をしましょう。
「知恵と工夫」で少しずつ暮らしを豊かにしていた人たち。
とある転機が訪れます。
この頃、日本列島は大陸から離れ、島国となっていました。
そんな日本列島に中国や朝鮮半島といった大陸からのお客さんが訪れます。
大陸では人々が土地を奪い合う為に戦をしていました。
そこから逃げてきた人たちです。
「自分の住んでたところが襲われたっス・・。あいつらヒドイっす。すいませんが、ここに住まわせてもらえないっスか?その代わり、いろいろ役に立つモノ持ってきたんで!!」
日本の人々は大陸からのお客さんを歓迎しました。
彼らは様々なモノを日本に持ち込んでくれました。
稲作や機織りなどの技術
石包丁などの農具
そういった技術や道具を使うための新しい知識
そういったモノのおかげで人々の暮らしはより発展していきます。
食料を蓄えるために高床倉庫も作りました。
小動物が入るのを防ぐための工夫としてねずみ返しも作りました。
「自分らめっちゃ技術持ってるやん!ヤバいな!バリ助かるわ!もっといろいろ教えてよ!(^^)!」
ただ、大陸の人たちが持ち込んだモノはそれだけではありませんでした。
青銅や鉄といった武器になる物
「奪う」という行為がもたらす恩恵
この頃、各地で小さな集落がありました。
これを「村」と呼びます。
大きな村もあれば、小さな村もありました。
村ごとにそれぞれの暮らしを送っていました。
やがて、大きな村は小さな村を襲い、農作物などを奪うようになります。
そして、また別の自分たちより小さな村を襲い、土地や農作物を奪います。
そうやって、少しずつ村は大きくなっていき、やがて「国」となりました。
気候の関係で、農作物の収穫量が少ない時期もあります。
「知恵と工夫」で暮らしを豊かにしていた人たちは、もっと手っ取り早い方法を学びます。
「ヤバい、どうしよ・・・。食料全然取れへんわ・・。」
「なんかあっちの村で食料めっちゃ貯えてるらしいで」
「マジ!?やったやん!あの村バリ小さいし、襲ったら余裕やん!」
そうやって奪うことで豊かになっていきます。
さらに豊かになるために、農作に適した場所に移り、そこを自分たちの国とし、特に力の強かった者を「王」としました。
王のもとにはさらに人が集まり、「自分たちを守って欲しい」とお願いをします。
その代わり、貢物を受け取り国はますます豊かなになっていきます。
「自分の子供を次の王にする」
シンプルな親心なんでしょうね。
そうやって、「上に立つ者」と「それに従う者」という上下関係ができていきます。
権威は衣の上から着るモノ
「王」となった人の言動は「王」のそれになります。
弥生時代らへんの話です。
この世界を作った物は「学習」です。
「技術」を学び生活を豊かにしました。
それと同時に「争い」を学び一部の人だけが豊かになる方法も獲得します。
次第に「生きるため」ではなく、「より豊かになるため」に様々なことを貪欲に学んでいくことになります。
学んだ知識をどう使うかによって、その結果は大きく変わります。
学習には必ず目的があるのです。