みなさん、こんにちは!
個別指導塾コネクトです(*'ω'*)
「未来は明るい」
そして、
「未来は誰にも予想できない」
と思います。
自分のことならある程度予想できるかもしれませんね。
その予想が実現するかどうかは置いておいて。
自分以外のことなんて予想できなくないですか?
スマホの普及とか。
トランプさんの大統領就任とか。
自然災害とか。
アリとキリギリスという寓話があります。
イソップ物語です。
夏の間にアリは冬の食糧がなくなる時期に備えてせっせと働き食料を蓄えていた。
一方キリギリスは歌ってばかりいた。
冬になり、キリギリスは食料が無くなり、アリに助けを求めに行く。
という感じのストーリーです。
結末が2種類あって、
キ:「アリさん、食料を分けてください・・・」
ア:「どうぞ、遠慮なく食べてください。元気になって次の夏も楽しい歌を聞かせてくださいね!」
キ:「ありがとうございます(涙)」
みんながハッピーになれる結末です。
「助け合いの精神は大事」という教訓です。
もう1つの結末。
こっちが元々みたいですね。
キ:「アリさん、食料を分けてください・・・」
ア:「なぜ夏の間に食料を蓄えていなかったのですか?」
キ:「歌っていたからヒマがなかったんです・・」
ア:「夏の間に歌ったのならば、冬は踊ればいい(笑)」
そしてキリギリスは飢えて死にました。
「怠けていないできちんと働こう」という教訓です。
ただ、キリギリスの最後のセリフがあります。
キ:「歌うべき歌は歌いつくした。私の亡骸でも食べて生き延びればいい」
この最後の言葉から得られる3つ目教訓は?
アリとキリギリスはどっちが幸せだった?
って話です。
「未来を見据えて今を生きる」はとても大事です。
見据える未来は自分のことでしょう?
でも、自分以外の未来なんてわからない。
自然災害でアリもキリギリスも冬を待たずに死んじゃってたかもしれない。
「今できる最大限のことをやる」
できることはそれしかないと思っています。
アリが幸せなのか、キリギリスが幸せなのか私にはわかりません。
だって、キリギリスそもそもアリに助け求めてるじゃん。ってことは夏の間に「冬になったらアリに助けてもらえばいいや」的な考え方で自分の好きな事ばっかりやってたのであれば、それは違うと思うし。
助けなかったアリを責めることは誰にもできないと思うのね。
「道徳的にどうか」
そんなもん見る人の価値観で変わるし、アリが自分の食糧を分け与えるかどうかはアリの勝手やし。
ただ次の夏、いつも聞こえていた歌声のない、やけに静かないつもの場所で、黙々と次の冬に向かって食料を蓄えるアリは何を思う?
「今」の連続が「未来」に繋がっているわけなので、「今」をどう生きるかで「どんな未来」を生きるかが決まるとして。
もし、そうならば声を高らかに、胸を張って言いたい。
「未来は明るい!!」
だってそうでしょ?
結局は自分次第なんだから。