こんにちは!
個別指導塾コネクトです(^^)/
定期テストにおいても受験対策においても、
暗記がすべてだ!!
と言い切りたいと思います。
世の中にある様々な学習方法は、結局のところ「いかに効率よく覚えるか」を目的にしています。
暗記が苦手だ・・・。
って悩みを持っている受験生はたくさんいます。
しかし、学習の基礎とは暗記であり、それなくして知識の定着はあり得ません。
「いかに新しい知識をインプットできるか」が学習のスタートであり、それができればもう勝ったも同然。
次の段階として、入れた知識を整理したり、問題を解いてアウトプットしたりってのはありますが、最初の段階である暗記をクリアできていれば、そんなものは余裕です。
「社会」が1つのものさしになります。
社会が得意な子って暗記が得意な子が多いです。
経験上の話ですが、社会が得意な高3生は成績が伸びやすいです。
なぜ、高3生に限定しているのかは後編で説明します。
ではでは、学習において暗記がすべてだ!と前提を置いた上で、どうやれば暗記が強くなるのかを見ていきましょう。
有名な英単語帳「ターゲット1900」を例に挙げます。
暗記が苦手で困っている人を対象とした話です。
①反復における回数の認識を改める
ターゲット1900を使って英単語を覚えようとします。
この単語帳を何周反復させましょうか?
1900語を何周繰り返せば暗記できるでしょうか。
もし、この返答を「5周」とか「10周」とイメージした方。
回数の認識を改めた方がいいです。
答えは「100周」です。
もう1度繰り返します。
暗記がすべて
です。
すべての基礎であり土台となるものです。
ここに労力を割かなければ、「合格」は近づいてきません。
②1個を1秒~2秒で回す、気楽にやること
1回で覚えようとしてはダメです。
「100周回す」つもりで何回も何回も単語帳を見ます。
1個の単語を1秒~2秒で確認して、どんどん先へ進んでください。
止まらない。ひたすら回す。
仮に1個の英単語に2秒かけたとしましょう。
ターゲットであれば1900語ですので3800秒です。
およそ63分となりますので、だいたい1時間くらいで1900語回せます。
1日1時間、英単語に時間を割いてください。
そしてそれを毎日やります。
1ヵ月で30周回ります。
3ヵ月で約100周です。
覚えの良い人であれば1900語が完璧になっているでしょう。
暗記が苦手な人でも8割くらいは覚えられます。
hypocrisy
という単語の意味を知っていますか?
ターゲットの最後の方に出てくる単語ですが、「偽善」という意味です。
明日から毎日1回だけこの単語を見て発音してみてください。
1日2秒で済みます。それを100日間続けてください。
たぶん一生忘れません。
ポイントは負担をかけないこと。
「あぁ、これなんやったっけなぁ」
「あかん全然覚えてないやん」
「もう!また忘れた!!」
などと思わない事。
自分を責めないこと。
イライラしないこと。
もしそれが10周目とかならまだまだです。
まだ1割の回数しか回していません。
ガンガン回しましょう。
③必ず発音すること。耳で聞くこと。
英単語に限りませんが、必ず覚えたいものは声に出して読んでください。
「五感をフルに活用する」ってもっともらしい言葉がありますが、そんな小難しい話ではありません。
シンプルに読めないものを覚えられるわけがありません。
英語でも古文でも漢字でも、必ず「読み」と「意味」をセットで覚えていきましょう。
あと、付属のCDなどが付いている場合は必ずそれも活用しましょう。
ターゲット1900の場合は無料アプリをダウンロードすれば音声も聞けます。
もう1個有効なのが、ボイスレコーダーです。
覚えていない単語だけを自分の声でボイスレコーダーに録音して、移動中とかに聞きます。
この場合は、「自分が覚えていない単語だけ」を確認することができるので時間効率は高まります。
前半3個をご紹介しました。
明日に後半3個についてご紹介差し上げます。