八日目の蝉

みなさん、こんにちは!

個別指導塾コネクトです(^^)/

 

 

昔、「八日目の蝉」という映画がありました。

 

ただ、その映画の話がしたいのではなく、このタイトルの話がしたいです。

 

 

 

八日目の蝉

 

 

個人的にはすごく深いセンテンスだと感じています。

 

 

 

もうそろそろセミが鳴く季節です。

 

私はとてもセミが嫌いでした。

 

うるさいからです。

 

 

 

夏もあまり好きではありません。

 

暑いからです。

 

 

 

夏があまり好きではない理由の1つにセミがうるさいってのも入っています。

 

 

 

 

 

セミは地上に出てから7日間しか生きられないと聞きます。

 

 

 

長い間地中で過ごし、やっと地上に出たかと思ったらたったの1週間で命を失います。

 

 

 

 

「もしも」の話ですが。

 

 

 

もし、セミが本能的に自分が短命だと知っていたら。

 

 

自分の命は7日間しかもたないことを認識していたとしたら。

 

 

 

 

もし私がセミならば力の限り鳴くでしょう。

 

 

 

オレはここにいる!

 

オレは生まれた!

 

オレは今ここに存在している!

 

 

 

と命の限り鳴き続けると思います。

 

 

 

 

そう考えると、セミのうるさいのが気にならなくなりました。

 

 

でも相変わらず夏はあまり好きではありません。

 

 

 

 

そしてもう1つ気になることがあります。

 

 

 

 

もし、自分がセミだったとして。

 

 

7日間しか生きられないと知っていたとして。

 

 

命の限り鳴き続けたとして。

 

 

 

 

8日目の朝を迎えてしまったら、いったいどうするんだろう。

 

 

 

 

変わらずに鳴き続けるんだろうか。

 

 

それとも、いつ来るかわからない「終わり」をただ待つんだろうか。

 

 

もっと別のことをするんだろうか。

 

 

 

 

「終わり」がわからないから感じる恐怖があります。

 

でも、だからこそ抱ける希望もあるんだと思います。

 

 

 

時間は無限ではない。

 

 

 

そんな当たり前のことを改めて考えさせられる夏の風物詩。

 

 

 

でもやっぱり夏はあまり好きじゃない。

 

 

Gも増えるしね。