人は他人の話を聞きたいとは思っていない

みなさん、こんにちは!

個別指導塾コネクトです(^^)/

 

 

「喋りたい」「聞きたい」かで言うと、自分の話を喋りたい人の方が多いと思います。

 

 

興味のある話であれば別ですが、興味のない話を延々聞くのはまぁまぁの苦痛ではないでしょうか。

 

 

 

ビジネスシーンにおいては、自分の発言時間は限られています。

 

限られた時間の中で、あるテーマについて要点をしっかりと押さえた主張を行っていかなければなりません。

 

 

 

話があっち飛んだり、こっち飛んだりしてはダメ。

 

説明が長すぎてもダメ、短すぎてもダメ。

 

テーマに沿っていなければダメで、しっかりとした結論が必要。

 

 

 

中々難しいです・・・。

 

 

 

「要約力」が必要です。

 

 

実はこれ、成績を上げていく上ですっごい大事なモノです。

 

 

つまりは、成績を上げるためにも、社会に出た後にも必要になる能力なんですね。

 

 

 

 

人は他人の話をそこまで興味津々には聞いてくれません。

 

 

自分が伝えたことを相手がどこまで聞いてくれているかなんて、せいぜい2割~3割くらいです。

 

 

話した7割~8割はハッキリ言って無駄なわけです。

 

 

だって伝わってないんですもん。

 

 

相手に伝わらない内容を延々喋っても、それって独り言みたいなモンでしょ?

 

 

 

 

要約の基礎は、「その文章で一番言いたい部分はどこなのか」を抽出することです。

 

反対の言い方をすれば、余分な部分をそぎ落としていく作業でもあります。

 

 

 

例えば。。

 

 

 

「時間」には2種類あります。それは「時計の時間」と「心の時間」です。私たちにとって身近な「時間」と向き合うためには、「心の時間」に目を向けることが重要です。「心の時間」はその人の感じ方で、時間の進み方が変わります。楽しいことをしている時には時間が過ぎるのが早く、イヤなことをしている時には時間の進み方は遅く感じます。また一日の時間帯や身の回りの環境によっても「心の時間」は影響を受けます。一日の中で朝が最も時間の進み方が早く感じます。

 

 

なんて文章があったとしましょう。

 

 

この文章のテーマを一言で述べましょう。

 

 

「時間」です。

 

 

 

そして、この文章の重要部分だけをピックアップすると、赤字の部分だけを残します。

 

 

この文章で言いたいのは「心の時間」が大事だってことと、感じ方で進み方が変わるって特徴です。

 

 

「相手が何を伝えたいのか」を正確に見極めることが要約のポイントです。

 

 

 

話すときにはポイントを絞って話すこと。

 

具体例などが長々なりすぎると飽きます。

 

 

 

聞くときは、相手の主張のポイントを聞き分けること。

 

相手は自分に何を理解して欲しいのでしょう。

 

 

 

 

あと、もう1つ要約の練習で、「言い換え表現」を活用しましょう。

 

 

山を登ること

 

を一言で現すと何ですかね?

 

 

「登山」ですよね。

 

 

 

では、

 

 

秘密にしていたことを相手に打ち明けること

 

を一言で現すと?

 

 

「告白」とかですかね。

 

 

 

こんな感じでより短い表現で同じ意味を現すモノを上手に活用することも、要約のポイントの1つです。

 

 

 

受験では特に現代文において、この「要約力」が成績アップのキーポイントになります。

 

ただ本文を読んで問題を解くだけではなく、要約の練習をしてみてください。

 

 

 

受験はもちろん、今後の社会人生活においても役に立つと思いますよ(^^ゞ