「覚える力」と「考える力」②

みなさん、こんにちは!

個別指導塾コネクトです(^^♪

 

 

 

さて昨日の続きですが、「自ら考える力」ってのはすごく大事で、それを養うために入試制度が変わり、学校教育や塾での指導もどんどん変わってきています。

 

 

 

詰め込み教育なんてもう時代遅れ

 

 

 

みたいな風潮があるわけです。

 

 

 

 

 

何を詰め込むかというと、「知識や情報」ですよね。

 

 

目の前のテストで点数を取るために、ひたすら必要な知識と情報を詰め込む。

 

 

 

 

私も昔は英語のテスト前には教科書の本文を丸暗記していました。

 

 

今のテストでは「本文丸暗記」だけではあんまり点数取れないです。

 

 

 

テスト範囲の単元をしっかり理解している子ならば大丈夫ですけど、まったく理解できていない子が本文だけ覚えてもあんまり点数取れません。

 

 

 

 

 

ただですね。

 

 

 

 

 

「考える力が重要」って話は決して「暗記の重要性」を否定するものではないのです。

 

 

 

 

一番最初は「覚える」ですよ。

 

 

必ず知識や情報を入れる方が先です。

 

 

 

 

知識や情報が何もない状態でいったい何を考えるというのでしょうか。

 

 

 

 

入社したばかりの新入社員がいたとします。

 

 

内定式を終えて、さぁお仕事の初日。

 

 

「はい、自分で考えて仕事して」

 

 

って無理に決まってます。

 

 

 

 

「考える」とは「自分の頭の中にある知識や情報を最大限に活用して物事を考える」ってことだと思います。

 

 

 

 

 

そして、「覚える力」を強化するための練習方法は「覚える」ことです。

 

 

 

もっと細かく言うと、「英単語を覚える力」を強化するためにやるべきは「英単語を覚えること」なんです。

 

 

 

 

漢字は覚えられるけど、英単語は覚えられない。

 

 

英単語は覚えられるけど、古語単語は覚えられない。

 

 

 

よくある話です。

 

 

 

 

 

新幹線の種類は全部言える。

 

でもことわざは1つも覚えていない。

 

 

 

ポケモンは全種類言える。

 

でも総理大臣の名前は1人も言えない。

 

 

 

 

「記憶力」と「暗記力」はまったくの別物です。

 

 

 

長距離走と短距離走では練習方法が異なるのです。

 

 

 

 

暗記が苦手な人が、記憶力をよくする練習をしてもまるで意味がありません。

 

 

暗記力を強化するためには暗記することですよ。

 

 

そのやり方は1つではありません。

 

 

自分に合った暗記方法を模索することも暗記の練習には必要なことです。

 

 

 

 

ただ、

 

 

 

 

「一切走らずに足が速くなる方法」

 

 

 

そんな言葉を信じますか?

 

 

仮にあったとして、たぶんですがめっちゃお金かかると思いますよ。

 

 

 

 

 

「考える力」はとても重要ですが、それは「覚える力」を土台にした話です。

 

 

 

 

 

どれだけ入試制度が変わろうが、テスト内容が変わろうが、この「覚える力」なくして成績アップは見込めません。

 

 

そして、それはテストや入試に限らず仕事でも同じ。

 

 

より深く、より早く結論を導き出せる思考力ってのは、確かな知識量と情報量に裏付けされています。

 

 

 

 

長くなりました。

 

 

 

 

何が言いたかったか。

 

 

 

 

学生のうちに暗記力を磨け。

 

 

途中で諦めたらアカン。

 

 

そこから逃げても良いことなんて1つもない。

 

 

 

です。

 

 

 

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