みなさん、こんにちは!
個別指導塾コネクトの松田です( `―´)ノ
本日は数学の用語の覚え方についてお話しします。
皆さん数学と聞くと、
計算や図形をイメージすると思います。
でも忘れがちなのが、
数学は言葉の学問であるということです。
数学では、新しい単元に入ると、
新たに扱う言葉の定義から授業がスタートします。
定義とは、ルール説明みたいなものです。
この言葉は、こういうことを意味します!
っていう説明ですね。
ルールがわかっていないのに、
ゲームはできませんよね、、、( 一一)
まずは、言葉の定義を理解し、
その単元を勉強しなければなりません。
ただ、残念なことに数学の用語は、
実生活でほとんど出てきません。
記憶は、接触頻度が多ければ多いほど忘れにくくなります。
数学の用語はその接触頻度が、皆無なのです。
そこで、記憶を定着させるための理解が必要になってくるわけです。
では、例えば
「自然数」
という言葉の定義は何でしょうか?
「正の整数」
これが一番短い「自然数」の定義になります。
つまり、「1、2、3、…」みたいな数字です。
ここでよく間違えるのが、
0は自然数か否かということです。
中学・高校の数学では、0は自然数に含みません。
大学以降の数学では、0を自然数に含む場合がありますが…(';')
さぁここで「自然数」の定義の覚え方です。
「自然数」という漢字を見て、
自分に問いかけてみてください。
自然な数ってどういう意味?
はいここで、
縄文時代や弥生時代に自分をタイムスリップさせてください!
その時代に生きていた人たちは、
数字をどのように使っていたか考えてみましょう。
数字は、「ものを数えるため」に使っていました。
たとえば、
家にある木の実があと何個あるとか
家畜が何匹いるとか…
この時代の人が、
「もう木の実が0個だから、今日取りにいかなくちゃ」
みたいな会話すると思いますか?
普通、こう言いませんか?
「もう木の実がないから、今日取りにいかなくちゃ」
人間が生きていくうえで、
0という数字は必要ないんです。
「ない」という言葉を使えばいいだけですから。
これから、自然数には0が入らないことを覚えられましたね( `ー´)ノ
「自然数」という言葉が教科書や問題文に出てくるたびに、
「自然数」ってなんだっけと考え、
「自然な数」って
「弥生時代の人は…」
みたいな感じで毎回思い出すことで覚えられます。
僕たち日本人は、
運よく漢字を使っています。
そして、漢字を見れば意味がなんとなくわかります
何かを記憶するために、
この漢字から推測することは非常に大切です。
数学は暗記科目ではありません。
しかし、数学で出てくる用語はたくさんあります。
この一つ一つを正確に理解し、使いこなす為には、
定義をそのまま暗記するのではなく、
言葉の成り立ちのストーリーを覚えるようにしましょう!
脳の中にある、暗記できる容量は限られています。
その大事な容量を数学なんかに使わないで下さいね( `ー´)ノ
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